テニスを科学する(工事中)

テニスがうまくなりたい!

 スピードボールを打ちたい!!

等誰しもが思っています。たくさん練習すれば・・・、人より多く練習すれば・・・ある程度は可能です。でもしっかりした指導者と効果的な練習できなければ無駄な労力になってしまいます。

 一人一人の個性にあった指導を行ってくれる人がいなかったり、毎日練習ができない場合が普通だと思います。社会人になると週1回練習ができれば良い方だと思います。

1 スピードボールを打つために

 高校時代の物理を思い出してください。
    荷重 α(質量×加速度)

  Fはボールを飛ばす力、mは体重、αはラケットを振る速さ

です。ラケットにボールが当たるときに全体重がかかっていること、そのときにラケットの振る速度が最大になっていることでスピードボールを打つことが可能です。

 また、遠心力は半径をr、角速度をωとした場合は

    \boldsymbol{F} = {m \boldsymbol{r} \omega^2} 

となります。すなわちボールと体の距離が大きいほど大きな力となります。錦織圭選手のエアケイはこの方程式を満足しているとともにジャンプすることで高い打点から打ち下ろすし、スピードボールを打っています。

 でも、エアケイは普通の身体能力の人ではまねできないどころか、このうち方だとスピードボールを打つことが難しくなります。ボールを打つときに最大限の体重をかけるためには足と地面との摩擦力も必要です。荷重を P、比例定数を μ とすれば摩擦力 F は

    F=\mu P

となり、しっかりと足が地面をとらえている必要があります。

 

以下 続く

 

 

ここまでを川崎優巳選手(ミズノ)にむりやり見ていただきました。

 

正しい物理の公式の解釈は教科書や「Wikipedia」等を参照してください。